2025年9月公開映画まとめ|今月チェックしたい注目作はこれ!

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2025年9月は、映画ファンがワクワクする新作がズラリ。話題の邦画から、海外の注目作まで、見逃せない作品が目白押しです。

この記事では「これは観ておきたい!」という注目の映画をピックアップ。公開スケジュールもあわせて紹介するので、観たい作品の計画を立てるときの参考にしてみてください。

目次

邦画の注目作ピックアップ

9月公開の邦画はジャンルもバラエティ豊か。ヒューマンドラマにミステリー、コメディ、そしてサスペンス感動超大作まで揃っています。

ここからは映画好き目線で「これは観ておきたい!」注目作5本を紹介していきます。

  • 『遠い山なみの光』
    出演:広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊
  • 『ふつうの子ども』
    出演:嶋田鉄太、瑠璃、蒼井優
  • 『ブラック・ショーマン』
    出演:福山雅治、有村架純、成田凌
  • 『宝島』
    出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太
  • 『ベートーヴェン捏造』
    出演:山田裕貴、古田新太、染谷将太
Amio

ベートーヴェンって、実は下品で小汚いおじさんだったらしい…!
でも忠実な秘書シンドラーが「聖なる天才」に仕立て上げたおかげで、偉大な天才だと思ってるっていう、まさに音楽界の大ドッキリww

『遠い山なみの光』|9月5日公開

遠い山なみの光のポスター
出典:映画.com『遠い山なみの光』

その嘘に、願いを込めた

カズオ・イシグロのデビュー作を映画化したヒューマンミステリー。『ある男』の石川慶監督がメガホンをとり、広瀬すずが主演を務めた。

舞台は1980年代のイギリス。作家を目指すニキが疎遠だった母・悦子のもとを訪れると、彼女は1950年代の長崎で出会った佐知子とその娘の夢を語りはじめる。

悦子を広瀬すずと吉田羊が二役で演じ、二階堂ふみ、松下洸平、三浦友和ら豪華キャストが集結。カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にも出品された注目作。

『ふつうの子ども』|9月5日公開

ふつうの子どものポスター
出典:映画.com『ふつうの子ども』

いつだって、世界は「好き」でまわってる

『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』の呉美保監督と脚本家・高田亮が再びタッグを組んだヒューマンドラマ。

小学4年生の唯士は、環境問題に意識の高いクラスメイト・心愛にひかれ、彼女や問題児の陽斗と共に “環境活動” を始めることに。やがて親たちも巻き込み、思わぬ大騒動へと発展していく。

主演は嶋田鉄太、共演に瑠璃、味元耀大、さらに蒼井優や風間俊介ら実力派キャストが集結。

『ブラック・ショーマン』|9月12日公開

ブラック・ショーマンのポスター
出典:映画.com『ブラック・ショーマン』

手段は選ばず、手品のように華麗に謎を解く

東野圭吾の人気小説を映画化した本格ミステリー。福山雅治が伝説のマジシャン役を演じ、有村架純と共に事件の真相に迫る。

舞台はコロナ禍で活気を失った町。元教師が殺害され、娘の真世は父の死の謎を追う中、叔父で元マジシャンの武史が現れる。鋭い観察眼とマジックの技を武器に、二人は真実を探り出す。

共演に仲村トオル、生田絵梨花、成田凌ら豪華キャストが集結し、『コンフィデンスマンJP』の田中亮監督が手がける注目作。

『宝島』|9月19日公開

宝島のポスター
出典:映画.com『宝島』

俺たちの故郷、“宝の島” を取り戻せ

真藤順丈の直木賞受賞作を映画化したサスペンス大作。

舞台は米軍統治下の1950年代沖縄。米軍基地を襲撃する若者グループ「戦果アギヤー」のリーダー・オンが失踪し、残された幼なじみ3人はそれぞれ刑事・教師・ヤクザとして別の道を歩むことに。やがて彼らは“オンが残した謎”をめぐり、米軍も巻き込む大きな渦へと飲み込まれていく。

主演は妻夫木聡、共演に広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太。監督は『るろうに剣心』の大友啓史。

『ベートーヴェン捏造』|9月19日公開

ベートーヴェン捏造のポスター
出典:映画.com『ベートーヴェン捏造』

暴走する愛が、歴史を変える

19世紀ウィーンで起きた音楽史最大のスキャンダルを描く『ベートーヴェン捏造』。

ノンフィクション書籍を原作に、脚本はバカリズム。ベートーヴェンの “聖なる天才” 像は秘書シンドラーの捏造だったという驚きの真相を、ユーモアとシニカルさを交えて描く。

シンドラー役に山田裕貴、ベートーヴェン役に古田新太。染谷将太、神尾楓珠ら個性派キャストが集結し、監督は関和亮が務める。

海外映画&話題の新作もチェック

9月は邦画だけでなく、海外からも注目作が続々と上陸。実在の人物を描いた伝記ドラマから、奇想天外なストーリーのオリジナル作品まで、多彩なラインナップがそろっています。

ここからは、映画ファンが見逃せない海外映画&話題作をピックアップしてご紹介します。

  • 『バード ここから羽ばたく』
    出演:ニキヤ・アダムズ、バリー・コーガン、フランツ・ロゴフスキ
  • 『リモノフ』
    出演:ベン・ウィショー、ビクトリア・ミロシニチェンコ
  • 『九月と七月の姉妹』
    出演:ミア・サリア、パスカル・カン
  • 『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』
    出演:ベニチオ・デル・トロ、ミア・スレアプレトン、トム・ハンクス
  • 『テレビの中に入りたい』
    出演:ジャスティス・スミス、ジャック・ヘブン、ヘレナ・ハワード
Amio

『テレビの中に入りたい』は、数々の映画祭で絶賛される唯一無二の傑作。公開1周年には新グッズも登場し、中毒者が続出!さらに、マーティン・スコセッシ監督も “観てほしい87本” の1本に選ぶほどの話題作です。

『バード ここから羽ばたく』|9月5日公開

バードここから羽ばたくのポスター
出典:映画.com『バード ここから羽ばたく』

「フィッシュ・タンク」のアーノルド監督が、またもや独特の視点で描いた青春映画。

舞台は郊外の片隅。父親と暮らす12歳の少女ベイリーが、奇妙な男バードと出会い、思いがけない4日間を過ごすことに。

主演は無名の新星ニキヤ・アダムズ、父親役には「イニシェリン島の精霊」のバリー・コーガン。

16ミリフィルム×スマホ映像のざらっとした質感が、映画の世界をよりリアルで詩的に見せてくれる。カンヌ国際映画祭でも注目を集めた1本です。

『リモノフ』|9月5日公開

リモノフのポスター
出典:映画.com『リモノフ』

詩人であり革命家でもあった実在の人物エドワルド・リモノフの激動の人生を描く伝記ドラマ。

主演は「007」シリーズのQ役で知られるベン・ウィショー。監督はロシアの鬼才キリル・セレブレンニコフ。

ソ連時代のロシアに生まれたリモノフは、自由を求めて亡命するも、挫折と孤独に打ちのめされながらも自らの言葉で世界と闘い続ける。やがてフランスで作家としての名声を手にし、波乱に満ちた人生を歩んでいく。

2024年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、ベン・ウィショーの存在感とシニカルな演出が話題を呼んだ。

『九月と七月の姉妹』|9月5日公開

九月と七月の姉妹のポスター
出典:映画.com『九月と七月の姉妹』

デイジー・ジョンソンの小説を映画化し、姉妹の歪んだ絆を描く心理ドラマ。

わずか10カ月違いで生まれた姉セプテンバーと妹ジュライ。支配と依存の関係にありながらも強く結ばれてきた2人は、母とともに亡き父の家へ引っ越す。

しかし、姉の命令に妹が従う “遊びゲーム” はだんだん本気になり、家の中に緊張と不穏な空気が漂いはじめる。

監督は「ロブスター」などで俳優としても知られるアリアン・ラベド。初の長編で、姉妹の危うい関係を繊細かつスリリングに描いた注目作。

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』|9月19日公開

ザ・ザ・コルダのフェニキア計画のポスター
出典:映画.com『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』

ウェス・アンダーソン監督最新作は、ベニチオ・デル・トロ主演のコメディ大作。

ヨーロッパの大富豪ザ・ザ・コルダは、赤字続きの大プロジェクト「フェニキア計画」を立て直すため、疎遠だった娘で修道女のリーズルとともにフェニキア全土を横断する旅へ。しかし、道中で次々と巻き起こる事件に翻弄されることに。

共演にはミア・スレアプレトン、マイケル・セラ、リズ・アーメッドのほか、トム・ハンクスやスカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチも出演。カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品の注目作です。

『テレビの中に入りたい』|9月26日公開

テレビの中に入りたいのポスター
出典:映画.com『テレビの中に入りたい』

1990年代アメリカ郊外を舞台に、アイデンティティに迷うティーンたちの不思議な世界を描いたスリラー。

毎週土曜の夜、謎めいた深夜番組「ピンク・オペーク」に夢中のオーウェン。番組の登場人物と自分を重ねながら日々をやり過ごすが、同じく夢中だったマディが突然姿を消してしまう。

ひとり取り残されたオーウェンは、「自分って何者?」という問いに翻弄されながらも、幻想的で少し不穏な時間の中で自分を見つめ直していく。

主演は「名探偵ピカチュウ」のジャスティス・スミス、マディ役にジャック・ヘブン。幻想と不穏が混ざり合う世界観が見どころ。

まとめ|2025年9月公開映画スケジュール

9月公開の注目映画をまとめてご紹介。邦画も海外作品もそろっていて、ジャンルもヒューマンドラマやサスペンス、コメディ、青春ドラマなどバラエティ豊かです。

公開日ごとにチェックして、見逃せない作品をぜひ見つけてみてください!

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公開日映画タイトルジャンル監督
9月5日遠い山なみの光ヒューマンミステリー石川慶
9月5日ふつうの子どもヒューマンドラマ呉美保
9月5日バード ここから羽ばたく青春ドラマアンドレア・アーノルド
9月5日リモノフ伝記ドラマキリル・セレブレンニコフ
9月5日九月と七月の姉妹心理ドラマアリアン・ラベド
9月12日ブラック・ショーマンミステリー田中亮
9月19日宝島サスペンス大友啓史
9月19日ベートーヴェン捏造コメディ関和亮
9月19日ザ・ザ・コルダのフェニキア計画コメディウェス・アンダーソン
9月26日テレビの中に入りたいスリラージェーン・シェーンブルン
Amio

2025年9月の注目映画は、邦画も海外映画もバラエティ豊かで、どれも観たくなりますね〜
個人的には『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』や『テレビの中に入りたい』、『リモノフ』は、ぜひ映画館で体験したい作品です。

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