「MCUのフェーズ1」って言われても…なにそれ?って思ったことありませんか?マーベル映画ってたくさんあるし、どれから観ればいいのか正直よくわからない…。
そんな“マーベル初心者”さんのために、この記事ではMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ1〜5までを、ざっくり&やさしく振り返っていきます。
各フェーズに登場する代表作や、簡単な流れも紹介するので、「この映画、どの辺の話だったの?」という疑問もスッキリ解決!
はじめての人も、久しぶりに観る人も、これを読めばマーベル映画の全体像がつかめるはず。気になった作品があれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
MCUってなに?まずはざっくり知っておこう
「MCU」ってよく聞くけど、なんの略か知ってますか?
これは 「Marvel Cinematic Universe(マーベル・シネマティック・ユニバース)」 の略で、直訳すると「マーベル映画の世界(宇宙)」みたいな意味になります。
ざっくり言うと、マーベルの映画たちが “ひとつの世界観の中でつながってる” シリーズのこと。
たとえば、アイアンマンが登場する映画と、キャプテン・アメリカの映画が同じ世界の話で、あとからアベンジャーズとして共演したりするんです。
この「映画どうしがリンクしてる」っていうのが、MCUのいちばんの魅力!MCUは、2008年に公開された『アイアンマン』からスタートしました。
そこからいろんなヒーローが登場して、映画の世界がどんどん広がっていきます。そして、それらを「フェーズ(段階)」ごとに分けて展開しているのがMCUの特徴です。
だからMCUを語るときは、「フェーズ1ではこんな流れがあって…」みたいに、作品のまとまりごとに追っていくとわかりやすいんです。
このあと紹介する「フェーズ1〜5」では、どんなヒーローが登場して、どうつながっていくのかをざっくり紹介していきますね!
フェーズ1〜5の流れをざっくり紹介!
フェーズ1(2008〜2012)|ヒーローたちの誕生と出会い
フェーズ1は、MCUのスタート地点。ここで最初のヒーローたちが誕生し、それぞれの物語が描かれます。

出典:映画.com
- アイアンマン(2008)
トニー・スタークが天才発明家兼実業家として登場。自作のパワードスーツでヒーローに変身! - インクレディブル・ハルク(2008)
ブルース・バナー博士が事故で緑の怪物ハルクに変身する話。 - アイアンマン2(2010)
トニーの苦悩や敵との戦いが深まります。 - マイティ・ソー(2011)
北欧神話の雷神ソーが地球にやってくる!神々の物語がスタート。 - キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)
第二次世界大戦時代の超人兵士キャプテン・アメリカ誕生。 - アベンジャーズ(2012)
これまでバラバラだったヒーローたちが集結!最初の大きなチーム戦です。
このフェーズのポイントは、「ヒーロー1人ひとりの誕生をしっかり描いている」こと。
それぞれのキャラの背景や性格、強さの秘密がわかるので、マーベル映画を観る上での基礎固めにぴったりです。
また、最後の『アベンジャーズ』でヒーローたちが一堂に会し、チームとしてどう戦うのかが描かれるのも大きな見どころ。

ここを押さえておくと、これから続くフェーズの流れもスムーズに理解できるはずです!
フェーズ2(2013〜2015)|チームのその後と新たな仲間
フェーズ2は、フェーズ1で誕生したヒーローたちの物語が続きつつ、チームの結束や新しい仲間の登場が増える時期です。


出典:映画.com
- アイアンマン3(2013)
トニー・スタークの内面の葛藤が深掘りされます。ヒーローも人間らしさが大事! - マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013)
ソーの故郷アスガルドを舞台にした冒険。家族の絆や戦いが描かれます。 - キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)
キャプテン・アメリカの過去と秘密が明らかに。アクションも超かっこいい! - ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)
宇宙が舞台の新たなヒーローチーム登場。笑いあり、音楽ありの楽しい作品! - アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)
アベンジャーズチームに危機到来。新たな敵ウルトロンとの激しい戦いが始まります。 - アントマン(2015)
小さな体で大きな活躍をする新ヒーロー誕生。コメディ要素も強めで親しみやすい!
このフェーズのポイントは、ヒーロー個人のドラマがより深まることと、宇宙規模の話や新しいキャラの紹介が増えたこと。
特に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の登場で、MCUは地球を飛び出し、銀河全体へと世界観が広がったのも大きな変化でした。
次のフェーズで、これらのキャラがどんなふうに関わっていくのか、楽しみにしていてくださいね!
フェーズ3(2016〜2019)|最大の山場!インフィニティ・サーガ完結
フェーズ3は、MCUの中でも特に重要な作品がずらりと並ぶ激アツな時期!
新ヒーローの登場はもちろん、ヒーローたちの対立、大集結、そして壮大な完結へ!まさに怒涛の展開が続きます。


出典:映画.com
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)
ヒーロー同士が対立!?キャプテン・アメリカ vs アイアンマンという衝撃の構図。 - ドクター・ストレンジ(2016)
魔法の力を操る新ヒーロー登場!映像も世界観もめちゃくちゃ独特で見ごたえあり。 - ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)
仲良しガーディアンズの2作目。ノリは相変わらず最高! - スパイダーマン:ホームカミング(2017)
MCU版スパイダーマンがついに本格参戦!青春感とヒーロー感のバランス◎ - マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)
シリーズ3作目にしてコメディ路線へ。ソーが明るくなって大人気に! - ブラックパンサー(2018)
ワカンダ王国の王ティ・チャラが主人公。文化や世界観の深さが魅力。 - アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)
ついに来た大ボス・サノス登場。ヒーローたちが総出で立ち向かう! - アントマン&ワスプ(2018)
小さくなるヒーロー再び。コミカルだけど物語的にも重要なカギあり。 - キャプテン・マーベル(2019)
MCU最強レベルのヒーローが登場。90年代が舞台でちょっと懐かしい雰囲気。 - アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)
すべての集大成。笑って泣いて震える、まさにMCUの伝説級作品!
このフェーズの最大のポイントは、やっぱり「インフィニティ・サーガ」の完結!サノスという圧倒的な存在にどう立ち向かうのか、仲間との絆や別れなど、心を揺さぶられる展開が盛りだくさん。
特に『エンドゲーム』は、これまでのMCUを追ってきた人にはたまらない感動が詰まってます。このフェーズで一区切りついた感がありますが、もちろんマーベルの世界はまだまだ続きます!
ここから先は「新世代」のヒーローたちが活躍していきますよ〜!
フェーズ4(2021〜2022)|新世代の幕開けとマルチバース
フェーズ4は、「エンドゲーム後」の世界を描く新たなスタートライン。長年活躍してきたヒーローたちの物語に一区切りがつき、ここからは新しいヒーローや新展開が次々登場します。
そしてこのフェーズ最大のキーワードが、「マルチバース」。要するに「平行世界」や「別の次元」が絡む、ちょっとややこしいけどワクワクする展開です。
あと、映画だけじゃなくてディズニープラスのドラマシリーズも本格的にMCUと連動しはじめたのもこのフェーズの大きな特徴!


出典:映画.com
- ブラック・ウィドウ(2021)
ナターシャ(ブラック・ウィドウ)の過去を描いた前日譚。もうちょっと早く観たかったけど、彼女の想いがわかる大事な1本。 - シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021)
カンフー×マーベルという新鮮さ!戦闘シーンの迫力とテン・リングスの不思議なパワーがクセになる。 - エターナルズ(2021)
宇宙からやってきた超古代のヒーロー集団。正直ちょっと難解だけど、MCUのスケール感がまた一気に広がった! - スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021)
マルチバース爆発!歴代スパイディが集結する神展開。ファンとしてはもう…ありがとうしかない。 - ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022)
マルチバースのカオスを思いっきり詰め込んだ一本。ホラー感もあって、サム・ライミ監督らしさ全開。 - ソー:ラブ&サンダー(2022)
またまたソーがコメディ路線で帰ってきた!賛否はあるけど、個人的にはジェーンとの展開がグッときたなあ。 - ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022)
チャドウィック・ボーズマンの不在をしっかり受け止めた、静かで力強い一本。ラストの余韻がすごかった。
このフェーズは、MCUの新章のはじまり。「今までとはちょっと違う」「新しい流れに入ったな」と感じる人も多いかも。
個人的には、フェーズ3までの熱狂のあと、少し手探り感があるようにも見える時期なんだけど、その分「今後どうなるの?」っていうワクワク感もあって、楽しみでもあります。
そして、いよいよ次のフェーズでは、新たな大ボス「征服者カーン」が本格登場してきます…!
フェーズ5(2023〜)|新たなヴィランと次のアベンジャーズへ
フェーズ5は、フェーズ4で広がった世界観をさらに深堀りしながら、「次の大きな戦い」へ向かって動き出しているフェーズです。
そしてついに登場したのが、新たなラスボス候補。征服者カーン(カーン・ザ・コンカラー)。時間と多元宇宙を操る、とんでもないスケールのヴィランです…!


出典:映画.com
- アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023)
フェーズ5の幕開けはこの1本!アントマンらしさはありつつ、敵として登場する “カーン” がヤバすぎて空気変わった感あり。量子世界の描写もぶっ飛んでる! - ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023)
涙なしには観られない完結編。ロケットの過去、チームの絆…笑って泣いて、最後まで最高の宇宙家族でした。 - ロキ シーズン2(2023・Disney+)
「マルチバースとは?」をより深く知るならコレ。カーンの “変異体” との関わりも描かれていて、今後のMCUに直結しそうな内容でめっちゃ重要。 - マーベルズ(2023)
キャプテン・マーベル、ミズ・マーベル、モニカの3人がメイン。チーム感は楽しいけど、フェーズ5の中ではちょっと賛否あり…?でもミズ・マーベルのキャラは明るくて好き! - キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2025)
ファルコンことサムが新たなキャプテン・アメリカとして本格始動。これまでのアベンジャーズとのつながりや、政治的なテーマも絡む注目作! - サンダーボルツ*(2025)
元ヴィランやクセのあるキャラたちがチームを組む、マーベル版 “裏アベンジャーズ”!レッドガーディアン、エレーナ、バッキーなど、影のあるメンツが集結していて、新しいチーム感がアツい!
※その他、公開予定&進行中の作品も多数あり(※執筆時点)
フェーズ5はまだ進行中だけど、「次なるアベンジャーズ級の大事件」に向けた動きが着々と進んでる感じです。
マルチバースや時間軸の話がどんどん複雑になってきてるけど、「またヒーローたちが集まる日が来るんじゃ…!?」という期待感がじわじわ高まってます。
個人的には、『ガーディアンズ3』がここで完結したのがちょっと寂しい…。でもその分、新世代のヒーローたちにも注目していきたいですね!



次のアベンジャーズやフェーズ6にもつながる作品がどんどん出てきてるので、「MCUもっと楽しみたい!」って人は、今のうちにしっかりおさらいしておくのがおすすめです。
まとめ|フェーズで追えば、マーベルがもっと楽しくなる!
ここまで、MCUのフェーズ1〜5をざっくり振り返ってきました。
こうやってフェーズごとに見てみると、マーベル映画って単にヒーロー同士が戦ってるだけじゃなくて、「ひとつの大きな物語」が少しずつ広がって、つながっていってるのがよくわかりますよね。
- 最初は、ヒーローたちの誕生と出会い(フェーズ1)
- そこから仲間が増えて、世界も広がって(フェーズ2)
- いよいよ大ボス・サノスとの戦いへ(フェーズ3)
- 新世代のスタート&マルチバースへ(フェーズ4)
- そして今、次なる戦いの準備が始まっている…!(フェーズ5)
もちろん1本ずつ観ても楽しいんだけど、「フェーズ」という流れで観ると、物語のつながりやキャラたちの成長がより深く楽しめるのがMCUの魅力!
「ちょっと観返してみようかな」と思ったら、ぜひ気になったフェーズや作品から再チェックしてみてくださいね。
そして、これからのフェーズ6・アベンジャーズ新作もきっとアツい展開になるはず。今のうちにおさらいしておけば、さらに楽しめること間違いなしです!