2026年のアカデミー賞も、主演賞レースがかなり盛り上がってきましたね。毎年いちばん話題になる主演男優賞・主演女優賞ですが、今年はティモシー・シャラメやレオナルド・ディカプリオ、エマ・ストーンなど、豪華な顔ぶれがずらり。
実力派から注目度急上昇中の俳優までそろっていて、誰が受賞してもおかしくない雰囲気です。
この記事では、2026年アカデミー賞の主演男優賞・主演女優賞のノミネートを、作品名と一緒にまとめて紹介していきます。
「どんな役で選ばれたの?」「受賞に近そうなのは誰?」といったポイントも、映画好き目線でゆるっとチェックしていきましょう。今年の主役は誰になるのか、予想しながら楽しんでみてください。
2026年アカデミー賞 主演男優賞ノミネート一覧
今年の主演男優賞は、実力派から話題作の主演までそろった豪華な顔ぶれになりました。若手の勢いを感じるノミネートもあれば、長年活躍してきた名優の存在感もしっかり。
作品ごとの演技の振り幅も大きくて、「これは予想が難しい…!」と感じる人も多そうです。
2026年の主演男優賞にノミネートされたのは、次の5名です。
- ティモシー・シャラメ
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』 - レオナルド・ディカプリオ
『ワン・バトル・アフター・アナザー』 - イーサン・ホーク
『ブルームーン』 - マイケル・B・ジョーダン
『罪人たち』 - ワグネル・モウラ
『シークレット・エージェント』
注目度の高い俳優がそろっていて、まさに混戦状態。常連のディカプリオやイーサン・ホークに対して、勢いのある世代がどう食い込んでくるのかも気になるところですね。
ここからは、それぞれの作品や役どころを簡単にチェックしていきます。
ティモシー・シャラメ:『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』

ティモシー・シャラメ:マーティ・マウザー役
- 作品について
1950年代のニューヨークを舞台に、実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得て描かれたドラマ。卓球の世界一を夢見る青年が、資金集めやトラブルに振り回されながらも世界選手権を目指していく物語です。 - どんな役?
シャラメが演じるのは、親戚の靴屋で働きながら遠征費を工面し、なんとかチャンスをつかもうとする主人公マーティ。日本での世界選手権出場を目指すなかで、恋愛や生活の問題も重なり、人生が大きく揺れていきます。 - ひとこと
実在の人物がモデルということもあって、どんな演技を見せてくれるのか気になる1本。シャラメ主演作というだけで注目度はかなり高そうですね。
レオナルド・ディカプリオ:『ワン・バトル・アフター・アナザー』

レオナルド・ディカプリオ:ボブ役
- 作品について
ポール・トーマス・アンダーソン監督が、レオナルド・ディカプリオを主演に迎えて描く話題作。トマス・ピンチョンの小説「ヴァインランド」からインスピレーションを得た物語で、逃げる者と追う者が入り乱れるスリリングな追走劇が展開します。
かつては世を騒がせた革命家だった男が、ある日突然、娘の命を狙われたことをきっかけに、次々と現れる刺客たちとの戦いに巻き込まれていくストーリーです。 - どんな役?
ディカプリオが演じるのは、元革命家でありながら、いまは冴えない日々を送っている主人公ボブ。大切なひとり娘ウィラを守るため、執拗に追ってくる軍人ロックジョーや刺客たちに立ち向かっていきます。 - ひとこと
ディカプリオ主演に加えて、ショーン・ペンやベニチオ・デル・トロなど実力派がそろった豪華な一本。父親役というのも新鮮で、どんな存在感を見せてくれるのか気になります。
イーサン・ホーク:『ブルームーン』

イーサン・ホーク:ロレンツ・ハート役
- 作品について
リチャード・リンクレイター監督が、長年タッグを組んできたイーサン・ホークを主演に迎えて描く会話劇。ブロードウェイの伝説的作詞家ロレンツ・ハートが、とあるパーティで過ごす一夜を中心に物語が展開します。
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」など数々の名曲を生み出してきたハートが、かつての相棒が新たなパートナーと成功を収めていくなかで、愛や嫉妬、焦りといった複雑な感情と向き合っていく姿が描かれます。 - どんな役?
イーサン・ホークが演じるのは、実在の作詞家ロレンツ・ハート。華やかな世界の裏で揺れ動く繊細な心情を抱えながら、パーティでの一夜を通して自分自身と向き合っていく人物です。 - ひとこと
リンクレイター監督とのコンビ作というだけでも気になる一本。会話中心のドラマということで、イーサン・ホークの演技力がしっかり味わえそうです。
マイケル・B・ジョーダン:『罪人たち』

マイケル・B・ジョーダン:スモーク/スタック役(1人2役)
- 作品について
「ブラックパンサー」「クリード」シリーズのライアン・クーグラー監督とマイケル・B・ジョーダンが再びタッグを組んだサバイバルスリラー。舞台は1930年代のアメリカ南部の田舎町。双子の兄弟が一獲千金を狙ってダンスホールを開くものの、オープン初日の夜に思いがけない出来事が起こり、事態は一変していきます。
欲望が渦巻く宴の中で、人知を超えた存在が現れ、ダンスホールは次第に混乱と絶望に飲み込まれていく…という、かなりスリリングな展開の物語です。 - どんな役?
ジョーダンが演じるのは、主人公の双子スモークとスタック。なんと1人2役で、故郷に戻ってダンスホールを開き、一攫千金を夢見る兄弟を演じ分けています。 - ひとこと
クーグラー監督との名コンビに加えて、1人2役というのも見どころになりそうな一本。作品自体も主要部門を含む多数ノミネートで、かなり注目度が高そうです。
ワグネル・モウラ:『シークレット・エージェント』

ワグネル・モウラ:マルセロ役
- 作品について
「アクエリアス」「バクラウ 地図から消された村」のクレベール・メンドンサ・フィリオ監督が手がけたクライムスリラー。舞台は1970年代、軍事政権下のブラジル・レシフェ。逃亡中の男が故郷に戻り、危険と隣り合わせの中である目的を果たそうとする姿が描かれます。
カーニバルの喧騒に紛れて街に舞い戻った主人公は、抑圧された社会の中で再会を願う家族の存在を胸に、緊張感のある日々を過ごしていくことに。思っていたような安全な場所ではないと気づきながらも、過去と向き合っていきます。 - どんな役?
モウラが演じるのは、逃亡中のテクノロジー専門家マルセロ。息子との再会を願って故郷に戻るものの、常に疑いの目が向けられる不安定な状況の中で行動する主人公です。 - ひとこと
カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞するなど評価も高く、作品自体も多くの賞レースで注目されている1本。重厚な雰囲気の作品で、どんな演技を見せているのか気になります。
Amioこうして並べてみると、今年はかなりバラエティ豊かな顔ぶれですよね。実在の人物を演じる作品もあれば、スリラーや人間ドラマもあって、どの作品が選ばれても納得しちゃいそう。個人的には、ディカプリオの安定感か、シャラメの勢いか…このあたりが気になってます。
2026年アカデミー賞 主演女優賞ノミネート一覧
続いては、主演女優賞のノミネートをチェックしていきましょう。こちらも実力派がしっかりそろっていて、作品のジャンルも人間ドラマから個性的な作品までさまざま。誰が受賞してもおかしくない、気になる顔ぶれになっています。
2026年の主演女優賞にノミネートされたのは、次の5名です。
- ジェシー・バックリー
『ハムネット』 - ローズ・バーン
『If I Had Legs I’d Kick You』 - ケイト・ハドソン
『ソング・サング・ブルー』 - レナーテ・レインスベ
『センチメンタル・バリュー』 - エマ・ストーン
『ブゴニア』
話題作の主演や、評価の高い作品からのノミネートも多く、こちらもかなり混戦ムード。それぞれどんな役で選ばれたのか、作品の内容とあわせて簡単に紹介していきます。
ジェシー・バックリー:『ハムネット』


ジェシー・バックリー:アグネス・シェイクスピア役
- 作品について
「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督が手がけたドラマで、シェイクスピアの名作「ハムレット」誕生の背景にあった悲劇と愛を、フィクションを交えて描いた物語。原作はマギー・オファーレルの同名小説です。
舞台は16世紀のイングランド。ペストが広がる不安な時代のなか、家族を守りながら暮らす母親の姿と、大きな悲しみに直面する一家の物語が丁寧に描かれます。 - どんな役?
ジェシー・バックリーが演じるのは、薬草の知識を持つアグネス・シェイクスピア。作家としてロンドンで活動する夫ウィリアムが不在の中、3人の子どもを育てながら懸命に生きる母親です。やがて息子ハムネットを失い、深い悲しみと向き合うことになります。 - ひとこと
重厚な人間ドラマで、感情の揺れが大きい役どころになりそうな一本。作品自体も多くの部門にノミネートされていて、主演女優賞でも注目度は高そうです。
ローズ・バーン:『If I Had Legs I’d Kick You』
ローズ・バーン:リンダ役
- 作品について
心理療法士として働きながら、病気の娘を育てる女性の崩れかけた日常を描いたヒューマンドラマ。住んでいたアパートの天井が崩れ落ち、海辺のモーテルへ避難することになったことをきっかけに、家族や仕事、生活のバランスが少しずつ崩れていく様子が描かれます。
夫は長期不在、娘の体調も不安定。さまざまな問題を抱えながら、限界寸前の状態で日々を乗り越えようとする姿がリアルに映し出されていきます。 - どんな役?
ローズ・バーンが演じるのは、心理療法士として働きながら娘の看病に追われる母親リンダ。家庭の問題や仕事のストレスを一身に背負い、精神的に追い詰められていく難しい役どころです。 - ひとこと
ベルリン国際映画祭で主演俳優賞(銀熊賞)を受賞するなど評価も高く、かなり注目度の高い作品。これまでのイメージとは少し違う、シリアスな演技も見どころになりそうです。
ケイト・ハドソン:『ソング・サング・ブルー』


ケイト・ハドソン:クレア役
- 作品について
ヒュー・ジャックマンとケイト・ハドソンが初共演し、アメリカの国民的歌手ニール・ダイアモンドのトリビュートバンドとして活動した夫婦ミュージシャンの実話をもとに描いた音楽ドラマ。小さなガレージから始まった歌声が、少しずつ人々の心をつかんでいく物語です。
音楽の夢を諦めかけていた男性と、同じ情熱を持つ女性が出会い、バンドを結成。順調に見えた矢先に訪れる出来事が、ふたりの人生を大きく揺さぶっていきます。 - どんな役?
ケイト・ハドソンが演じるのは、音楽への強い思いを胸に秘めた女性クレア。主人公マイクとともにトリビュートバンドを立ち上げ、歌で人々を魅了していく重要な存在です。 - ひとこと
実話ベースの音楽ドラマということで、歌のシーンも見どころになりそうな作品。ケイト・ハドソンのパフォーマンスにも注目が集まりそうですね。
レナーテ・レインスベ:『センチメンタル・バリュー』


レナーテ・レインスベ:ノーラ役
- 作品について
「わたしは最悪。」で注目を集めたヨアキム・トリアー監督が描く家族ドラマ。テーマは、愛憎入り混じる“親子の関係”。過去に家族を捨てた父との再会をきっかけに、心の奥にしまっていた感情が揺れ動いていく物語です。
オスロで俳優として活躍する主人公のもとに、長年音信不通だった映画監督の父が現れ、自身の新作映画の主演を依頼。父に対して複雑な思いを抱える中、物語は少しずつ動き出していきます。 - どんな役?
レナーテ・レインスベが演じるのは、俳優として活動する主人公ノーラ。幼い頃に家族を捨てた父への怒りや失望を抱えながらも、再び向き合うことになる難しい立場の女性です。 - ひとこと
カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞するなど評価も高く、作品自体の注目度もかなり高め。繊細な感情を描く物語なので、主演女優賞レースでも存在感がありそうです。
エマ・ストーン:『ブゴニア』


エマ・ストーン:ミシェル役
- 作品について
「哀れなるものたち」「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督と、エマ・ストーンが再びタッグを組んだ誘拐サスペンス。2003年の韓国映画「地球を守れ!」をもとにしたリメイク作品です。
世界的な製薬会社のカリスマ経営者ミシェルが、ある日突然誘拐され、地下室に監禁されてしまうところから物語がスタート。彼女を“宇宙人”だと信じる犯人たちとの奇妙な駆け引きが続く中、事態は思わぬ方向へと転がっていきます。 - どんな役?
エマ・ストーンが演じるのは、誘拐された製薬会社の経営者ミシェル。陰謀論者の男たちに監禁されながらも、冷静に状況を見極め、言葉巧みに対抗していく重要な役どころです。 - ひとこと
ランティモス監督とのコンビ作というだけでも気になる一本。丸坊主姿にも挑戦しているとのことで、これまでとはまた違ったエマ・ストーンが見られそうです。



エマ・ストーンは、本作の役作りのために実際に髪を剃ったそうです。作品への覚悟が伝わってきますね。
今年の主演賞レースの注目ポイント
今年の主演賞の顔ぶれを眺めていると、いくつか共通した流れが見えてきます。まず印象的なのは、実在の人物を演じた作品が多いこと。
誰かの人生を背負う役って、それだけでぐっと引き込まれるものがありますよね。役者さんの細かな表情やしぐさに、つい見入ってしまいそうです。
そして今年は、初ノミネートの俳優さんも目立つ印象。フレッシュな存在が加わることで、いつもとは少し違う空気感があって、見ている側としてもワクワクします。
一方で、ベテラン勢の安定感もやっぱり強い。長く活躍してきた人にしか出せない深みのある演技は、静かな説得力がありますよね。若手との並びを見ると、「どちらが選ばれるんだろう」と自然と気になってしまいます。
話題作からの選出も多くて、「今年よく名前を聞いたなあ」という作品がしっかり並んでいるのも特徴的。その中に、映画好きの間でじわじわ評価を集めた作品が混ざっているのも、個人的にはうれしいポイントです。
こうして見てみると、今年は本当に予想が難しい年かもしれません。誰が受賞しても納得してしまいそうな顔ぶれで、発表の瞬間までドキドキしながら見守りたくなりますね。
受賞予想(映画好き目線)
今年の主演賞レースは、ここ数年の中でも特に混戦気味で、予想するのがいちばん楽しい年かもしれません。実在人物を演じたタイプの作品だけでなく、物語性の強い役や精神的にハードな役も多くて、まさに “演技力勝負” という印象。誰が受賞しても納得できそうな顔ぶれがそろっています。
男優賞は、やはりディカプリオの安定感と存在感は大きいですし、マイケル・B・ジョーダンの1人2役という挑戦もかなり印象に残っています。話題性と完成度のバランスを考えると、このあたりが有力なのかな…と映画好き目線では感じています。ただ、他の候補者も評価が高いので、最後の最後まで読めないレースになりそうですね。
女優賞のほうは、個人的にはレナーテ・レインスベとエマ・ストーンが気になっています。レインスベは作品の空気をぐっと引き込む力があって、静かなのに強く印象に残るタイプの演技。一方のエマ・ストーンは、作品ごとにまったく違う表情を見せてくれる安定の実力派で、今回もかなり存在感がありそうです。
とはいえ、こうして予想しながら「あの人かも、でもこの人も…」と考える時間も含めて、賞レースの楽しさですよね。結果を待つ時間もワクワクしながら見守りたいなと思います。
2026年アカデミー賞の発表はいつ?
2026年のアカデミー賞(第98回)は、2026年3月15日(現地時間)に開催予定です。例年どおり、授賞式の中で各部門の受賞作・受賞者が発表されます。
日本時間だと3月16日の朝〜昼ごろになるので、結果をリアルタイムで追いたい人はこの時期をチェックしておくのがおすすめ。
毎年この瞬間がいちばん盛り上がるので、受賞予想をしながら当日を待つのも映画好きの楽しみ方のひとつですね。
まとめ
今年の主演賞ノミネートは、実在の人物を演じた俳優から、内面をじっくり表現するタイプの作品まで、本当にバリエーション豊か。
ベテランの存在感と、新しい才能の勢いがバランスよく並んでいて、誰が受賞してもおかしくない面白い年だなと感じました。作品ごとの空気感や役への入り込み方を比べながら見ると、より一層楽しめそうですね。
発表当日まで、「この人かな?」と予想しながら待つ時間も含めて、今年のアカデミー賞をゆるっと楽しみたいところです。映画好きとしては、やっぱりこのワクワクがたまらないですね。

